会津大の編入試験

これから会津大に編入したいと思う人のために、試験についてまとめておきます。

(ただし、毎年変更される場合があるので大学webページで確認してください。また、個人的に英語が得意で、情報科学以外の科目は既習事項でした。試験対策は人によって変わるので参考までに。)

 

条件

高専生もそれ以外もOK。時期は6月末出願、7月2週に受験。

 

試験の概要

難易度は「1年までの単位の科目を確実に取れるか」という意図が見えます。

科目は数学、物理、英語、コンピュータ関連の4科目と面接。実際には、線形代数微積、力学、電磁気、ライティング、C言語リテラシー情報科学の基礎、UNIXに関する基礎)。

 

過去問

過去問の公開はありませんが、授業シラバスが公開されています。該当科目を調べて、実際の授業の中間・期末試験で出そうなところを中心に勉強するといいです。

範囲について、数学は「ほぼこれがわかっていなければまずいようなところ」、物理も「基礎的な事項」がとれれば問題なさそう。英語は自分の意見を書くもの。C言語は基本的な文法・構文のみで、トピックが決まっています。

形式については、基本全部記述で選択問題はあまりないので、少しきついです。数学は記述、物理は穴埋め選択・穴埋め記述・記述、英語ライティングは記述、C言語は穴埋め記述、リテラシーは穴埋め記述・記述。

 

対策

 数学・物理

シラバスをよくみることと、単位がとれるシリーズやマセマシリーズ(演習でなくてもOK)などの本で対応可。苦手なら物理は基礎問題以外は捨てて、マセマの数学の問題部分を完全に。

 

 英語

まず問題文が長めの英語でリーディングが必要。また、きれいでなくても、意味がわかる程度の文章を書かないとまずいと思います。英語長文の問題集を使って、英語圏の文化、英語の重要性、英語の教育や勉強方法、IT技術やインターネットと社会など、関連していて出そうなトピックについて書かれた和訳付きのものを読みます。その後、単語やフレーズをリスト化、日本語から英語にする練習して、本番では覚えた表現をまるごと使用。細かい単語だけ変えればいいと思います。

 

 C言語

まずシラバス。市販の書籍やウェブページで基本文法のトピックごとにコードを書いて演習、文法を暗記。ただ書くというより、出力結果や似たような構文の違いがわかるように。授業の一部はウェブ上に公開されているみたいです。

 

 リテラシー・情報基礎

どれも基本的なことです。2進法や回路・ブール代数など。UNIX基礎はどういうことが出るのかいまいちわからない部分があります。公開されているシラバスや授業のページを中心に別の本で調べるしかないでしょう。

 

 面接

外国人の先生が1人いて、英語で少し話すように求められます。また、何か作ったことがあったり、興味がある技術などがある場合はそれをアピールすればいいと思います。そうでなければ志望動機をはっきり伝えることができればいいと思います。試験結果と志望動機がはっきりしていて、ある程度何がやりたい、学んでみたいかが決まっていれば大丈夫な気がします。